温暖化とはいいますが、実感に乏しいのが現状かもしれません。
白くまの映像やら、氷河の時系列の画像、ツバル島の水没しそうなニュースをみると温暖化が進んでいると思います。
温暖化の影響を、被害がでているから実感しているのは、多分に途上国ばかりでないでしょうか?
温暖化の被害は、海面上昇、洪水多発の対策で、堤防の建設や感染症対策、食糧確保などの措置が必要になるものの、その費用は、年間で約8兆9千億円になるという試算が発表されました。
この対策費用は、現状のODAの金額と程同額ですが、「新たに」支出が必要になるとのことです。
しかも、気温上昇が産業革命前に比較して2度程度になるCO2削減を実現しても、なお必要だという。
あまりにも壮大な試算なので、もう、どう計算していいかわからないというか、ホントは計算できないのかもしれません。
経済の停滞する中、大きな費用の対策は、どうしても苦しい感じがします。
でも、一人一人の行動が、この大きな金額を圧縮できる可能性も大きいと信じています。