南極ではペンギンの順調に成長したヒナの数が、例年の2倍以上になっているらしい。
暖かい気候が続き、海氷の割れ目がたくさんできて、海への出入りがしやすかった事や、餌のオキアミが豊富だったそうです。
暖かかったのが温暖化と関係があるのかは知りませんが、寒いエリアの生き物でも、暖かい年は、繁殖に適していたのですね。
白クマは、暖かいと、氷が割れたり、餌のアザラシが取れにくかったりで、大変ですが、ペンギンの方が集団の生命力があったのかも知れませんね。
さてさて、新聞の記事は、「ペンギン ベビーラッシュ」とか「ひな、2倍以上」とかって見だしで、その事だけつたえていますが、これがいいことなのか、やな事なのかは分かりません。
ある時期は繁殖するし、ある時期は繁殖できない...って事が、人の手を介在しなければ繰り返されるのでしょう。
自然界のバランスのとり方は、不思議に感じます。
今年の南極のペンギンのアンバランス...?、いや、昨年までのアンバランスなのか?...は、どうバランスがとられるのでしょうね...。