昨日は、トキの繁殖と野生化とカラスの駆除のジレンマの話でした。
今日は、鹿...。
青森、秋田県にまたがる白神山地は、世界遺産に登録されている。
その周辺エリア、約25km離れた地点でつがいと思われる鹿2頭が目撃された。
これ、昨年4月の事。
9月にはさらに近い山中の定点カメラが、その姿をとらえた。
鹿は繁殖しやすく、短期間でも爆発的に増える可能性がある。
多くの鹿が、餌として、世界遺産の貴重な原生林の樹木の皮を食い荒らし、枯死させる可能性もある。
原生林を優先するのか、鹿を優先するのか??
どちらも自然。
世界遺産ってのだけ人工的な、というか人の都合。
人の影響があったとしても、自然淘汰ってのは、ある意味残酷なのだ。