笑い声をたてる動物は、ヒトのほか、ゴリラやチンパンジーなどの類人猿だけだそうです。
その類人猿の中で、会話ができるのは、ヒトだけです。
でも、なぜ、ヒトだけ会話できるようになったのかは、分かりません。
どう進化したんだろうね?
ヒトの脳は、60万年前に、すでに現代人と同じ程度の大きさになっていたのですが、言葉を話すようになったのは5万~10万年前だそうです。
つまり、ヒトだけ話すようになるために、脳が発達したんじゃなくて、もともと大きい脳の類人猿が会話するようになったのです。
ヒト同士の信頼関係には、会話は必須ですし、他の類人猿でも、信頼関係を得るにはコミュニケーションが前提でしょうね、きっと。
10~15人程度のグループは、言葉を交わさずに意思疎通できるそうで、共鳴集団っていうらしい。
アメリカンフットボールとかのスポーツのチームがこの程度の数ですね。
ちなみにゴリラの群れも10~15頭だそうです。
30~50人に増えると、顔と、性格が分かって、一致して動ける集団だそうで、学校のクラスとかは、このぐらいかな。
で、100~150人まで増えると、顔と名前が分かって、日ごろから会話を頻繁にしなくても信頼関係が構築できるそうです。
アフリカの狩猟採集民の集団が150人前後らしい。
なんか、数が一致していくって、なんとなく説得力があるというか、興味深いですね。
で、最近はFacebookとか、SNSがはびこって、150人とかって集団はえらく小さく感じられますね。