戸塚ヨットスクールって聞くと、スパルタ代名詞、悲しい事故もあり、刑務所にも入って出てきて、また、現場復帰しています。
自殺、事故死...と、スパルタ教育の現場ではイロイロ起って、問題視されている側面もありますが、不登校や引きこもりや家庭内暴力などの数多くの非行少年少女を構成させてきた実績もあります。
その戸塚宏さんの話を聞く機会がありました。
まず、まだ現役で、むかしからの戸塚ヨットスクールがまだある事に驚きました。
知らんかっただけで、すみません。
強い批判を受けつつも、スクールを継続しつつ、いまだにスパルタ教育のようです。
戸塚ヨットスクールに入学するのは、だいたいどうしよもない子供たちです。
体罰の必要な事もあるだろうな、ってのは僕も共感できます。
ダメ生徒がくるのに、はれ物を扱うがごとく、指一本触れもしなけりゃ、叱りもしない...のでは、もっともっとダメになって、社会のお荷物が大きくなって、増え続けるだけですね。
戸塚を批判するよりも、そこに子供を送り込まなきゃならないような教育を施している、普通の?教育現場にこそ、大きな問題があるのだと思います。
問題の教育現場は、一般家庭も含まれると、僕は思います。
日本の教育現場は、男が悪い、ってのが彼の最初の言葉。
男こそしっかりしなさい。
知情意(人間の精神活動の根本である、知性と感情と意志)の和をもって、進化しよう。
知行合一!
大和魂!
如何にして「意志」を強くするのか、人間を進化させるのは意志だ!
って、強い思いのこもった話でした。
で、アホなものには、キッチリアホと言わはります。
朝日新聞はダメ、アホ!教育もダメにしたし、いつも日本を戦争に駆り立てるもの朝日新聞だ。ってな普通の話も織り交ぜつつ、愛国心も強い人でした。
戸塚さんの愛国心の表れが、底辺の子供たちの更生の為の教育現場です。
それが、他では受け入れられない手法だって事ですが、彼の現場では必要な手法かと思います。
その現場を見たこともないので、盲目的に体罰は暴力だ、体罰反対...とかっては言えません。
ってか、言うつもりもありません。
最後の質問タイムに、「大和魂を体得するには?」ってゆとり世代の若者からの質問には、「もう手遅れ」だと忌憚ない返事。
せめて知識として知りましょう、って事で、この本を勧めてはりました。

武士の娘/杉本鉞子
で、アマゾン見てたら、これも読まなきゃっ!

明治人の姿/櫻井 よしこ
ゆとり世代じゃないけれど、大和魂、身についてるとは思えないので、お勉強す
るのだ!
ってか、イイ本を書くのが、どちらも女性...って事にも、興味を持ちました、とさ。