小学校の時、「道徳」の時間ってのがありました。
大阪市立の小学校でした。
小3の時、和歌山から引っ越してきたのですが、和歌山には部落差別の問題があり、引っ越した当たり上本町~鶴橋あたりでは、在日外国人差別の問題がありましたが、そういった問題には係わりを持たずに育ってました。
道徳の時間では、差別の問題とか、戦争の話とか...印象に残っていますが、内容は、あまり覚えてないのは、ぼくの問題です。
なんか心温まる友情やら、親子愛、ご先祖様...、とかイジメのこととかもあったのかもしれないですが、覚えてません。
中学受験したので、休憩の時間だったのでしょうね。
さて、今でも「道徳の時間」あるそうですが、教科外に位置付けられています。
それが、小学校で18年度から、中学で19年度から、「特別の教科 道徳」ってのに移行するそうです。
教科書を使って評価する教科となるそうで、有識者会議は、その評価方法をつべこべ話したそうです。
5段階評価などでなく、相対評価でもなく、記述式で、生徒がいかに成長したかを重視したか、良い点、改善すべき点を指摘するそうです。
で、入試での内申書には記載しない...そうです。
評価ポイントは、例えば、他人の意見を理解しようとする姿勢がみられるかとか、読み物教材の登場人物を自分の立場に置き換えて考えられるかとか、だそうです。
国語の授業っぽいもんかなぁ??
何が変わるって...教師が評価しなきゃいけなくなった...しかも記述で、一人ひとり...、って負担が増えるだけ...かもしれません??
コンテンツは、見直されるのかもしれませんが、大きく変わらんでしょうに。
いっそ読書の時間にして、良書を読ませる、紹介するって事の方が、指導要綱も作りやすいし、現場人も優しいのにね。
単純に科目の勉強でないものを教えるって難しくて、大変ですね。
まぁ、よくは分からんけど、近代史や日本人としての価値観を、卒業してから、改めて勉強しなおさなきゃ...ってなことにならんように、日本の将来を見据えて、ちゃんとしなきゃいけませんね。