揺れは大きくは感じなかったものの、壁の中からギコギコ音がしたらしく、恐ろしかったと。
彼は高層の免震マンションの低層階に住んでいました。
また別の人は高層階に住んでいて、振れ幅は、10とか20mと感じたようで、恐ろしかったと。
恐ろしいには変わりないものの、揺れの感じ方は全く違います。
東京理科大のアンケート調査では、高層マンションでは、上層に行くほど揺れが大きいと、定説通りの結果でした。
しかし、室内の内装材やクロスに亀裂が入ったという割合は、低層階(49%)が高層階(15%)よりも、3倍以上多かったようです。
大きく振れる高層階のほうが被害が出そうに思っていましたが、定説的な思い込みは間違っていたようです。
震災、原発事故などで、想定外とは耳タコなぐらい聞きますが、そもそもの想定していた事、知ったつもりになっていた事が間違っていたのかもしれません。
思い込みでの判断は危険ですが、思い込みでしか判断できませんね。
より多くの情報と、取捨選択を、個人でしていくしかないのかと、気が重くなります。
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