以前テレビで見たのがきっかけです。
http://everclean.blog35.fc2.com/blog-entry-1459.html
さて、武術という言葉は、武道をイメージさせます。
僕は武道には縁がないんだけど、興味を持ったのは、不思議な「身体の使い方」。
身体というか、手の形...。
まず、甲野さんいわく、現在の人は、硬直した考え方、科学信仰で、身体の微妙なバランスが分からなくなっている。
身体の基本的な使い方を、子供の頃に自然に学ぶ機会を逸している。
見てまねることができないからね。
昔の身体の使い方をしていた人々はは、効率よく、いろいろな作業などしていたという。
効率よくというのは、身体の使い方により、より小さい力で、楽にできるのだ。
言葉で表現するのは難しいですが、そのポイントは、手の形と向き。
手の写真を撮ってみたけど、分かりにくいので、割愛します。(すんません)
→氏の著書に出ているようですので、興味ある方は、どうぞ。
手の形により、肩が下りる(開放される)との事で、力が入らないようになります。
で、どこがどうなのかロジックは分かんないけど、足やら、腕やら、きっと体幹の力が強化される。
武道や介護には、うまく応用できそうです。
驚いたのは、音楽家にも効果があるようです。
特に楽器を奏でる人は、楽器を弾く直前の楽器の持ち方がキーポイントとの事。
きっと...、程度の理解ですが、人が行動する場合、その初動の時の身体の状態が影響するのだという事かも知れない。
その初動時の状態を、手の形や向きで、整え、よりいい状態、よりいい行動に導くことなのかもしれない。
なんとなく、不思議です。
不思議さは伝わらないとは思いますが、本人も、なぜかは分かっていないとの事。
昔の人の...、というかおばあちゃんの智恵とかも、すごく正解だったりするけれど、身体の使い方も、きっと正しかったのだと思う。
正しいってのは、より野性の動物に近いような、自然な、身体の能力を発揮できるような身体の使い方って事かと思います。
武道に興味のある人、介護の作業の役に立てたい人、音楽に興味のある人など、それぞれの興味が違うのが、今回のセミナーの難しかった点かな?
で、きっとみんなに共通だったこと、腰に負担の少ない座り方は、参考になりました。
でもでも、なかなか行儀の悪い座り方の癖がとれずに、イイ座り方ができてませんが...。
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