放鳥→つがいになる→巣を作る→卵を暖めだす→大切に暖める...
こんな段階を踏むんだけど、大切に暖めるってあたりが難しいようです。
自分で卵を巣から押し出し、地面に落しちゃうとかってよくあるのです。
野生なので巣を狙う外敵もいるだけでなく、自分で割っちゃうとか、ちょっと不思議なハードルが高い。
この数年、卵を温めるところまでは行くんだけど、まだ誕生まで行きません。
誕生してもハードルがあるんだろうなぁ~。
でも、ヒナがかえれば、野生での自然繁殖は、なんと36年ぶり!
1976年以来って、よく観察してたものですが、絶滅しそうだったのですもんね。
ヒトのせいで絶滅に追い込み、ヒトが力を尽くして、救えるのか!?
絶滅しそうなのは、センシティブすぎるからなのかな?
パンダみたい。
ま、今年は、ヒナの誕生のニュースを楽しみに、きたしています。
で、昨年9月に放鳥したトキが、佐渡で巣を作り始めたそうです。
野生の本能は残っているのですね。
トキの繁殖は、だいたい5月ごろまでが勝負なので、見守りましょう。
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