凱旋門の周りを、車がぐるぐる回っているのだけど、凱旋門があるからでなく、そこ交差点に凱旋門があるだけなのだ。
こんな交差点を円形交差点、ラウンドアバウトって言うらしい。
1960年代、英国で挿入され出し、フランスや欧州では多いし、米国でも見かけます。
たまーに日本でも見ますが、えらくマイナーですね。
この3月下旬、長野県飯田市に導入された。
この交差点は既存の信号機を取り払い、ラウンドアバウトに生まれ変わった、日本初の交差点です。
この方式が、今後、日本でも普及する兆しがあるらしい。
このラウンドアバウトは、フランスで友人の車にのっけてもらった時は、えらく乱暴な?交差点、運転するのチョット怖そうってイメージでした。
が、イロイロなメリットがある。
・信号機を使わないのでエコ
・震災とうかで、電気の供給が途絶えても、交差点は機能する
・車の流れが円滑になり、渋滞が減る
・信号待ちがなくなるし、アイドリングもする必要がなくなる
・信号機の維持費もなくなる
・重大事故の減少
などなど...
ドイツでは、ラウンドアバウト導入したら、死者や重症者が、なんと8割も減ったらしい。
8割減は劇的ですね!
僕が感じたチョット怖いは、大都会パリの真ん中の交通量も多く、5車線ぐらいの大きな円になってたような気がするようなバカでかい交差点だったからかな。
長野県では、1車線なので、ほのぼのとしてて?評判がいいらしい。
日本での計画も、郊外での導入が最初らしいので、なんとなく安心かも知れません。
たぶん高齢者の中には、戸惑う人もいるでしょうが、新しい試みには賛成です。
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