「おしゃれなエコが世界を救う」 サフィア・ミニー著
フェアトレードってご存知ですか?
数年前、従兄弟がフェアトレードの会社で働いていると聞いて、
「なにそれ?」って質問したのが、最初に知った時でした。
1990年に来日し、93年からフェアトレードの会社を運営している彼女は、まさに第一人者。フェアトレードの考え方を学びました。
「 あなたは、自分の着る服がどこから来て、誰が作ったものか、考えた事がありますか?
その服を作った人は、アジアの工場で1日に16時間もミシンを踏み、月に2日しか休みがないのに、わずか2300円の月給しかもらえないのかもしれません。
その服の原料であるコットンを栽培するために大量の農薬が使われて、土や水が汚染されたり、農家の人が体を壊したりしているかもしれません。」
こうして働いている人は、貧困にあえぎ苦しんでいても、将来、貧困から抜け出せるようではないみたいです。
奴隷と言う言葉は使わなくても、奴隷と一緒かもしれません。
先進国の消費者が、知らぬまに途上国との格差を広げているのかもしれません。
身近な大企業が、利益を搾取し、途上国の人々を苦しめているのかもしれません。その大きな利益を少しでも、現場の人の為に回してあげれたなら、もう少し人間的な生活ができるのに...
フェアトレードは、「対等で構成な貿易」を行います。
決してチャリティーではありません。
現地生産者には厳しく品質を求め、運営できるべく、代金の半額前払いもし、適正な価格での取引をします。
フェアトレードが、人権問題であり、環境問題でもあったという事は、知りませんでした。
最近は、環境問題を考える事が多くなってきました。
自分の消費しているもののバックグラウンドも考えます。
フードマイレージ、産地表示、CO2排出量表示など...。
幸せな人生を、限られた人たちで享受するのでなく、
なるべく多くの、知らなくても多くの人たちも、少しづつでも分かち合えれば、その為に行動していく事が、ホントの幸せへと続く道なのかもしれません。



