学生の頃は、チョロチョロ読みました。
先日、星新一のショートショートをドラマ化したテレビ番組がありました。
スパイものから数編選びドラマ化した、2時間ぐらいの枠でした。
N氏...とかって、人の呼び方...懐かしかったです。
で、テレビで見ると、落ちは、途中から予想できちゃいすぎるんですよね。
読んでてもわかるけど、分かりつつ読むのと、見るのってチョット違う。
なるほどぉ~、ってはならんかったなぁ~。
星新一のショートショートって、読んでるときはおもしろくても、すぐに忘れてます。
そーいうもんですよね。
でも印象深く、今でも覚えているのが2編あります。
一つは、「せ」って題名だったかは分からないけど、ある事を「せ」という暗号で表現する未来の話。
「せ」は、禁止語で、あらゆるところに監視カメラ等があり、取り締る。
「せ」に関する書籍は葬られ、歴史からも抹消される。
強盗集団の計画の密談は聞き流しても「せ」の話だけは、即逮捕。
で、落ちは、この「せ」ってのは、戦争の略語だったのだ。
戦争というコンセプトを一掃することで、戦争を防げないか...というようなテーマでした。
戦争という選択肢を知らないということなのです。
でも、また、あらたに戦争と同じことを、生み出しちゃいそうですね~。
も一つは、ある日、人々の身の回りで、少し前の様子が再現される。
再現されるけど手に触れない。
街角で、冬なのに、夏の日差しが見える...ってな感じ。
手にわ触れない映像は、加速しつつ、歴史をさかのぼる。
日本では、明治時代になって、江戸時代になり、平安時代になって...原始時代になって...。
やがて、恐竜もでてくる。
世界中で同じことが起きている。
いったい何なんだろう???
さて、人は死ぬ前の「瞬間」に、生きてきた人生が走馬灯のように蘇ってくるという。
はたして地球にも同じことが起こっているのか・・・。
やがて、地球誕生の瞬間に...。
ってな話。
スパイもんはスパイもんでファンがいるのかもしれないけど、今度ドラマ化するときは、覚えてる話が出てきたら面白いなぁ~♬
で、次回はあるのかな??
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