その龍馬の師が勝海舟。
幕臣でありながら、広く世界に目を向け、その思考は日本国内の事象の身にとどまる事がなかった。
その勝、日清戦争に勝った直後、このように言ってます。
「あまり戦争に勝ったなどと威張っていると、後で大変な目にあうよ。剣や鉄砲の戦争には勝っても、経済上の戦争に負けると、国はしかたなくなる」
「経済の戦争にかけては、日本人はとても支那人には及ばないだろう。おれはひそかに心配するよ。」
(「氷川清話」より)
その後、日露戦争、第1、2次世界大戦と戦争は続きます。
戦後の焼け野原から立ち上がった日本経済は、世界を席巻したように見えましたが、今は昔。
中国にGDPで追い抜かれつつあります。
軍事力は無く、経済も危機的な状況。
ましては政治も...。
今の日本がるのは、歴史の表に出た人も、表に出なかった人も、多くの人々の命と引き換えに作られてきたものです。
決して、忘れてはなりません。
決して、おろそかにしてはいけません。
素晴らし国、日本。
この敗戦の日に、改めてこの国を守るべく、一国民として、日本の安全と、発展を願います。
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